三輪酒造 > 蔵元紹介
社長あいさつ
三輪酒造のあらまし
弊社は、天保8 年(1837 年)創業の日本酒の酒蔵です。初代徳次郎が、現在の岐阜県養老郡上石津町多良松ノ木より養老町澤田の日比家に奉公後、大垣市船町において酒造業を始めました。その後、二代目吉平、三代目徳次郎、四代目徳三郎、五代目広吉、六代目春雄、七代目高史と続いて、八代目まで受け継がれてまいりました。
その間、明治11 年には火元となって250 軒も焼けた澤田屋火事を始め、明治25年の濃尾大震災、明治29 年大洪水、昭和5 年の大恐慌、昭和20 年大空襲と、幾多の災難を乗り越えて今日を迎えることが出来ております。
現在では八代目研二が2013 年7 月より、次代に向かって酒造業に邁進しております。
白川郷を醸す
近年は先代からの流れそのままに、岐阜そして日本を代表するお酒のブランドとして、「白川郷」の銘柄で、純米にごり酒並びにどぶろくに特に注力し、全国そして世界へ濁酒を送り出しております。
三輪酒造の柱である純米にごり酒白川郷は、当時は白川村役場の助役であり後に村長になられた和田氏が、三輪酒造六代目三輪春雄に、どぶろく祭り用に売れるどぶろくを造ってもらえないかという依頼により、昭和51 年に白川村村議会及び名古屋国税局の承認により誕生致しました。
当時の岐阜県酒造組合技術顧問であられた中野浩先生のご指導により、出来るだけどぶろく祭りのどぶろくに近いもので、都会の人々に喜ばれる商品を、というコンセプトにより、純米で日本酒度(甘辛の基準)もマイナス25 という、通常では考えられないお酒が出来上がりました。
発売当初から大変な人気を博し、全国各地でご愛飲いただけるにとどまらず、その兄弟でもあるうすにごり酒は、米国やカナダといった北米を始め、アジア各国、ヨーロッパ各国、そしてオーストラリアでも販売されご愛飲いただけるまでに成長しております。
三輪酒造の現在そして未来
八代目に移ってもなお、本物のどぶろくの開発に加え、冷凍、チルド温度帯でのにごり酒発売と、濁酒の流れそのままに、生詰を凍結貯蔵した冷凍生原酒や生(き) の上澄み、そしてビン内二次発酵の泡にごり、さらには出来たて生にごり酒と、展開をしております。
そしてその源は至ってシンプルで、
「日本の古き良き歴史や文化を今なお守り続ける白川郷を、お酒で何かしらお伝えしたい」
「白川郷という銘柄を通じて、濁酒の美味しさにとどまらずその奥深さをお伝えしたい」
という想いをもって、濁酒に特化した蔵として世界に誇るべき日本酒文化を発信していきたいと考えております。
しかしながら、にごり酒の技術は澄酒の醸造技術があってのものですので、濁酒への想いとは一線を画し普段飲みから吟醸に至るまでの清酒造りにも、これまで以上に欲を出して取り組んでいきます。それこそが蔵の更なる成長へと繋がっていくからです。にごり酒も日本酒、清酒も日本酒。美味い酒に清濁など関係ありません。
三輪酒造は、これからも未来に向かって濁酒を主に酒を醸し続けてまいります。
今後とも社員一同酒造りに一生懸命励んでまいりますので、何卒ご愛顧下さいます様よろしくお願い申し上げます。
八代目蔵元 三輪 研二 -Kenji Miwa-
会社概要
社名 | 株式会社 三輪酒造 |
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本社住所 | 岐阜県大垣市船町4丁目48番地 |
工場住所 | 岐阜県大垣市南切石町1丁目45番地の1 |
従業員数 | 19名 |
代表取締役社長 | 三輪 研二 |
創業 | 天保8年(1837年) |
会社設立 | 昭和3年3月31日 三輪酒造合資会社設立 平成8年9月1日 株式会社三輪酒造設立 |
関連会社 | 有限会社澤田屋本家(全酒類卸小売) |
交通アクセス | 株式会社 三輪酒造 〒503-0923 岐阜県大垣市船町4丁目48番地 TEL 0584-78-2201 FAX 0584-81-2065 9:00~17:00 休業日 日曜 祝日 ◆JR 東海道線大垣駅より車で5分 大垣駅から三輪酒造までの道のりをGoogle ストリートビューを使ってご案内
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お店の様子 | |